人付き合いのことを考え過ぎてしまう  

📌
少し前までは人に合わせていれば大丈夫という考え方だったけど、仲のいい友達が冷やかされているところを見て、一緒になって冷やかすことに拒否感を持った。 そのときから、「合わせるだけ」では良くないと考えるようになった。 人に迷惑をかけないようにする関係のつくり方ついて考えすぎてしまうところがあり、気づけば朝5時になっていたこともある。 それによって不調を感じることもときどきある。 寝る前に本を読んで気持ちを落ち着けようとしたり、他のことに没頭(ぼっとう)したりしてもイマイチ効果を感じない。 かずま 中学3年生
音声で聴く

先輩たちからのメッセージ

「自分のペースで大丈夫」
たつや/里親家庭経験、大学1年生
詳しく見る
友達に「大丈夫か?」「相談乗るよ?」と声をかけることが大事。
でも、自分のペースでいいんだよ。
困ったら先生の力も借りよう。
「考えすぎないために夢中になれるものがあるとよい」
なつき/里親経験、大学2年生
詳しく見る
考え方が極端なのではないかと思います。
周りに合わせて冷やかすことが自分の中で違うと思うのならしなければいい話だし、迷惑なんて生活の中でかけることはほとんどないと思っています。
迷惑かけちゃったかなと思っていても、相手は全く気にしていないというケースはよくあります。
考えたってエスパーでもない限りその人が迷惑だと感じているのかどうかなどわからないし、考え込むことによって不調になっているのなら、考えるだけ無駄じゃないかと私は思います。
もうちょっとぼーっと楽に生活していてもいいのではないかと思います。
そのためには自分が何も考えないくらい没頭できるものを探していくのが一番だと思います。(個人的な意見です)
 

おとなからのメッセージ

「誰かにその気持ちを話してみませんか」
詳しく見る
学校という集団生活の中で、自分が「まわりに流される」のでなく、どうしたらいいか考えたのですね。
そういうところが、あなたの力だなと感じます。
人は皆、だれかに頼り、頼られ生きていくので、迷惑をかけてはいけないという「枠」からは一度解放されておきましょうか。
誰かと関係を結びながら生きることは大事ですが、考えすぎると苦しいものです。
また、すぐ解決できないことを、夜、ぐるぐる考えても苦しさは増すばかりですね。
考えようとするのはよいのですが、こどもも大人も、「思いつめないこと・自分を追いこみすぎないこと」が大事だと思います。
誰かにその気持ちを話してみませんか。
あなたが「この人にはOK!」と思えた人は、寄り添ってあなたの声に耳を傾けてくれると思います。
そんな人を生活の中でみつけてみてください。
そして、より安心して眠れるとよいです。
寝る前は「今日片付かないことは明日にしよう」と意識して切り離し(例えば紙に書き出すなどして自分から距離を置き)、「今日できたことをふり返り、精一杯生きた」自分を認めてみることをおすすめします。
力を抜く練習ですね。
そして深呼吸して、ゆっくりやすみませんか。 
この先どこでどう生活しても悩みはあるでしょう。
どんな場でも誰か一人でいいので、信頼できる人を自分から作っていかれるといいなと思います。
物事は考え方次第で見え方が変わり、他者(大事なだれか)と共有する中でちがう風景が見えることもありますよ。