「迷惑がかかる」と思ってしまう

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小学6年生のときに委員会の仕事を下級生の子に任せるのが不安で、すべて自分1人でしてしまい、引き継ぎができなかったという失敗を経験した。 何かあったときに周りの大人には迷惑がかかるかもしれないと思って頼ることができない。 友達であればある程度頼れるが、それでも頼っていいという言葉がないと素直に頼ることができない。 少しでもいいから小さなことから頼るくせをつけたいと思う。 いちか 高校2年生
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先輩たちからのメッセージ

「自分にも相手にも良い、頼れる関係を」
ゆうた/児童養護施設経験、大学4年生
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私も「一人でやった方が楽」が理由で、人に任せられなかったことがあります。
しかし、それではいつか限界が来ますし、他の人の能力を伸ばす機会をうばってしまうことにもなります。
そしてなにより、自分が孤立してしまいます。
そうならないためにも頼れることはどんどん人に頼って、自分も相手もwinーwinな関係を築けるといいですね。 *winーwin(ウィンウィン):お互いに利益があること。
「失敗しても大丈夫」
ゆづき/里親家庭経験、社会人
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失敗しても、周りに迷惑をかけても大丈夫ですよ💡
自分の周りの人も失敗したり迷惑をかけたりすることはあるので、お互い様だと思います。
職場の人に、「周りに迷惑をかけるのが申し訳ないから~」と私が言ったら、「そう言ってても成長できないよ~」と言われました。
そのときに、失敗してもそれを受け止めてもらえるクッションがたくさんあるんだなと感じ、今はささいなことでも頼っています。
失敗はいろいろありますが、いつか振り返ったときに「それでよかった!」と思えたらいいですね。
「私も頼ることが苦手でした」
るか/里親家庭経験、社会人
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私も頼ることが苦手でした。
まずは頼る前に、「頼ってもいいかな」と思える人に、どんな話題でもいいから話してみることが大事かなと思います。
話していくうちに「この人には頼れそう」という感覚が生まれることがあるような気がします。
否定しないで話を聞いてくれる人を探してみてください。
私もその一人になれたらいいな、なんて思っています✨
 

おとなからのメッセージ

「少しずつ、あせらずに、自分のペースで」
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任せるのが不安で…。
立場や状況は違うけれど、私も同じような経験があります。
すごくよくわかります。
周りに迷惑かけない人はいないので、少し開き直っても良いと思います。
「頼る」、「甘える」は、周囲の力を借りることだとも言えます。
1人でやれることはもちろんやったら良いですが、少しずつ人の力を借りながら、やっていくのが心身共に快適です。
何よりも、少しずつ、あせらずに、自分のペースで頼っていければ良いと思います。