周りとの違いに孤独感を感じる

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自分の心のことが気になる。 社会的養護の出身ということについて孤独感、疎外感を感じるときがあるので。 友達が家族の話をしているときなど。 なおみ 高校3年生
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先輩たちからのメッセージ

 
「私も同じでした」
らいむ/児童養護施設経験、大学1年生
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私も以前は友達の両親の話を聞いて疎外感を感じていました。
しかし、大学に入ってそんなことを気にせずに過ごせる友達に出会いました。
素直に自分を出せる環境を見つけていきましょう!
 
 
「理解ある友達ができますように」
ひな/里親家庭経験、大学4年生
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周りに中々同じ境遇で育った人がいないので疎外感を感じることもありますよね…。
私は信頼できる友人には自分の境遇を話して相談に乗ってもらっていました。
勇気をだして打ち明けると少しでも心が軽くなるかもしれないです!
 
「疎外感を期待に変える方法」
ゆいな/児童養護施設経験、大学3年生
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友達の家族の話を聞くときは、自分と比べて聞くのではなくて、うらやましく思ったことを将来自分の家族としようと自分の将来の姿を想像するようにしていました。
そうすると孤独感や疎外感よりも将来への期待を感じることができます(笑)。
私は一人暮らしを始めてから社会的養護出身であることが何かに影響を与えた経験は一度もありません。
社会的養護出身であっても自分の理想の未来を描いていくことができると思います。
社会的養護出身であることで自分の評価を下げるのではなく、自信を持ってたくさんの人と交流を持ち、充実した生活を送ってほしいです。
「私の対処方法は”書き出すこと”」
ゆきあ/児童養護施設経験、大学1年生
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私は、今年の3月に施設を出たのですが、施設を離れての生活が始まり、大学に入学してからとても孤独感を感じることが多く、精神的に不安定になることがありました。
友達の家族の話を聞いたり、「昨日、お母さんとお出かけに行って…」というな話を聞いたり家族のグループLINEなどの内容を見せられたときは、とてもしんどかったです。
孤独感はどうすれば消えるかは私にも分からないし私も知りたいな、と思います。
1つ対処法として、自分が思っていることを全部紙に書き出してみると少しだけ気持ちがすっきりした気がしていました。
私も分かりませんが、同じように孤独感を感じているという方は少なからずおられると思います。
私はいつでも、なおみさんの味方ですよ☺️
「ぜひ、やってみてください」
いった/児童養護施設経験、大学1年生
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僕がそういった状況のときにしているのは、僕の過去のうち、家族とうまくいっていた時期だけを切り抜いてうまく話しています。
深掘りされなければこれだけでも十分どうにかなります。
もし深掘りされそうになったら相手に「あなたはどんな感じだったー?」というふうに聞き返して、相手の返答に「私もそんな感じ!」と便乗してしまえばなんとか乗り越えられます。
ぜひやってみてください。
「つらい経験は、人を強く、優しくする」
なつき/里親家庭経験、大学2年生
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私も未だに、親の話や生まれたときの話を友達と話していたり、授業で出てきたりしたときや、小さい子が家族でお出かけをしているところを見たりすると、少し悲しくなります。
 
社会的養護出身者であること、つらい境遇で過ごしてきたこと、その事実は一生自分について回ります。
だからせめて、その経験を少しでも前向きにとらえることができるように考え方を変えました。
自分は1人で、つらい経験をしてきた、いまでも悲しくなる。
という考えじゃなくて、「自分がつらい経験をしたことによって、つらい経験をしたほかの人の気持ちを理解して救うことができる」、「自分じゃないとわからない気持ちがある」という考え方にシフトしました。
そして、これは周りの人を見て思ったり、自分自身のことで思ったり、アニメや漫画を見て思ったことですが、つらい経験をした人はとても優しくて強いと思ってます。
すぐに考え方を変えることは難しいと思うし、これはあまり大声で言えることではないと思いますが、正直、つらい経験を乗り越えた自分は、周りの人よりも強いと、そう思うと少し楽になります。
「つらかった分、絶対に人生を楽しむ!」
かずま/児童養護施設経験、芸術・デザイン系大学3年
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孤独感や疎外感は、わたしも施設にいるときや卒業後一人暮らしをしている中で感じることがしばしばありました。
同じように、友達が家族の話をしているときもそうですが、正月や休み期間に帰省しているのを見たりして、わたしにはない家族の形に寂しさを感じることもありました。
正直、社会的養護などを経験してきた人は、1人だと色々考え込んだり、寂しさ、孤独を感じ病むこともあると思います。
わたしも実際、大学に入って2年間くらいは、その心の浮き沈みが結構ありました。
解決策などはわたしは言えないし、おそらく難しいことでもあると思います。
このようなとき、わたしは、なるべく自分自身をほめたりして自信を持たせようとします。
周りの人には家族がいるけど、わたしは、そのような場所がない。
だけど、その経験をしてきたからこそ、わたしにしかないものを作れると想うし、わたしにしか感じられないものがある。
だから、今は1人で、ときにさびしさを感じたり、孤独感を持ったり、病んだりすることもあるとおもうけど、前を向いて歩くことは忘れないようにしていました。
正直、本当に病んだりするのはしょうがないのではないかと思います。
だけど、その時間を経て、徐々に自分の心を大事に、人生をその分、「絶対に楽しくしてやるんだ!」と思って生活しています!
 
「共通の経験した人、支えになる」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
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他人のことはわかるけど、自分のことについては盲目になってよくわからない経験は私にもあります。
そういうときは自分と同じ境遇の多くの人から話を聞いてみてください。
孤独感や疎外感を払拭(ふっしょく)することは難しいかもしれませんが、向き合い方や考え方のヒントが見つかるかもしれません。
私は友達と家族の話題になったときは、自分が将来持つであろう家族像を思い浮かべて、そういう家族の形もありだな、家族間でもそんなことがあるのかと興味深く聞いていました。
 

おとなからのメッセージ

「自分の気持ち感じる力、あなたの強み」
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友達が家族のことを話しているときなど、寂しい思いをされたことでしょう。
そんな時、孤独感や疎外感を感じますよね。
あなたは強がらずに寂しい自分をそのまま感じています。
自分の気持ちを素直に感じることができることは、強味でもあります。 同じ立場の仲間との気持ちの分かち合いも自分の力になります。あなたの孤独感について話せる人に出会うことができると思います。
希望をもってくださいね。
 
「たくさんのこと乗り越え、がんばってきたあなた」
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自分の心のことを心配し苦しくなるのはとてもつらいことですね。
だけどそんな自分に気づき、発信できるあなたはとても素敵な人だと思います。
社会的養護を経験したことをネガティブに思う必要はまったくありませんが、家族というキーワードに孤独感や疎外感を感じるならその場を少し離れてみてください。
自分のことを話さないことは「隠し事」ではありません。
誰にでも話したくないことはあるものです。
でもいつかあなたがお互いに信頼でき、この人になら話しても大丈夫!
と思える人と出会えるといいですね。
社会的養護に関わる人たちは、あなたが今までたくさんのことを乗り越え、頑張ってきたことを知っています。
そして、少し大人になったあなたからの連絡を楽しみに待っています。
全国にあるアフターケア事業所では、同じように社会的養護を経験した方、サポートするスタッフがお待ちしていますので、ぜひ声を聞かせてくださいね!
 
 
■リンク
Iris(社会的養護経験者向け情報ウェブサイト) 全国の相談先をさがしたり、制度をさがすしたりできます。
また、当事者の声もあります。

アフターケア事業全国ネットワーク(えんじゅ) えんじゅに加盟している各地域のアフターケア事業所を紹介しています。