スマホのこと。説明なくつらかった 

 
📌
里親家庭にいたときの話。 初めての里親さんで、当時高校1年生。 スマホが使えるのが10時までで、リビングでのみ。 SNS系のアプリは禁止で、居場所がわかるGPS機能付きだった。 プライバシーがなくてとてもつらかった。 そのことについて説明はなく、里親さんのことが苦手だった。 なおみ 高校3年生
音声で聴く

先輩たちからのメッセージ

「里親さんに相談しよう」
なな/里親家庭経験、大学2年生
詳しく見る
私も高校生の頃はある程度の制限がかけられていた。 なので、里親さんに悩みを聞いてもらうのが良いと思う。
「里親さんの意見を聞き、自分の意見も伝えて」
よしやす/里親家庭経験、大学1年生
詳しく見る
SNSは、あなたの生活をくるわせてしまうことがあります。
知られたくないと守ってきた情報がもれてしまうこともありえます。
軽んじてはいけません。
制限時間は自身のコントロールのためでしょう。
ただ、「居場所が分かること」、「リビングだけ」っていうのは、嫌ですね。
納得いかないときは、ルールについて話し合ってみましょう。
ルールが必要な理由を聞いて、改善してもらいましょう。
 
でもだいたいそういう場合って親の言うこと、一理あるんだよね。
「”説明を受けること”は大切」
かつみ/児童養護施設→里親家庭経験、大学3年生
詳しく見る
当然ですが、皆さんには説明を受ける権利があります。
私は看護学部の3年生なのですが、その中でインフォームド・コンセントという言葉があります。
簡単に言うと、説明と同意ということです。
なぜスマホが10時までなのか、なぜ使用がリビングのみなのかなど疑問に思ったことや納得できないことは里親さんに尋ねることができます。
「プライバシー、確保されるべき」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
詳しく見る
GPS機能付きは全くプライバシーが守られていませんね。
管理されるという苦境(くきょう)によくたえ抜きましたね。
例え血のつながった親子であってもある程度のプライバシーは確保されるべきですし、決して子どもだからといって親が自分の所有物のようにあつかっていいわけではありません。
今はその里親さんのところではないようで安心しました。
「私もつらかった」
ななこ/里親家庭経験、社会人
詳しく見る
私も、正直、里親が苦手でした。
門限きついし、ちくいち居場所を報告。
里親の言いなりになるしか選択肢がないのに「あんたが自分で選んだんでしょ」と言われたり、自由が感じられず周りからも異常と言われることもありました。
干渉(かんしょう)してこない里親もいるみたいですが、こういう里親もいるので、気持ちはよくわかります。
私のところは勝手に養子縁組を検討していて、里子であることも最初はかくされていました。
里親家庭の委託期間や生い立ちのことは何も聞かされず、教えたがらない人だったので、自分から児童相談所の担当の方(年に数回面談に来る方)に聞きに行きました。
「お互いが納得できるように」
るか/里親家庭経験、社会人
詳しく見る
つらいですよね。
私は多少のプライバシーはありましたが、他の友達のことがうらやましかったのを覚えています。
里親さんもきっと、危険な目には合わないように、など子どものことを思っての行動ではあると思います。
もう少し、お互いが納得できるような話し合いができたらいいのになと今も思います。
 

大人からのメッセージ

「”納得できない”ままではつらい」
詳しく見る
一般家庭と同じように里親家庭にも、それなりの決まり事(里親家庭とこどもたちのふれあいの約束事)があると思います。
スマホのことで、あなたが納得できないままの日々は辛かったことでしょう。
決まり事について里親さんと話し合ってみてはどうでしょうか。
こどもでも、大人と同じようにその理由を聞いたり話し合ったりすることがとても大事だと思います。
もちろんあなたにとっても大事なことです。
里親さんは、あなたのことを大切に思い、心配もしていると思います。そこで、里親さんに聞いてみてはいかがでしょうか。
話し合うことは、お互いを知ることにつながります。
お互いに理解し合ってルールを守り、納得することも大事だと思います。
 
こうした経験や話し合いは、信頼関係を築くことにもなり、あなたが社会に出てから必ず役立つことと思います。