無気力になりがちなのが悩み
無気力になりがちなのが悩み。
学校にいれば友達と一緒に勉強ができるが、家だと無気力になってしまう。
以前の職員と離れてからは、悩みはあまり相談できていない。
最近人と関わるのが面倒くさくて、会話も適当になってきている気がする。
休日に起きないといけないというプレッシャーがなくなり、人間関係がマンネリ化している気がする。
こうと 高校2年生
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先輩たちからのメッセージ
「オンとオフの切り替え、大事」
いった/児童養護施設経験、大学1年生
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「学校にいれば友達と一緒に勉強できるが、家だと無気力になってしまう」というのは僕は、それでいいと思います。
なぜなら、オンオフの切り替えがそこでできているからです。
僕は高校受験時代から、「勉強するのは塾と学校だけ、家では絶対勉強しないし自由にやりたいことをやる」と決めて生活していました。
無気力なことに問題を感じているのであれば一度考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
二つ目の「以前の職員と離れてから悩みはあまり相談できていない」というのは少し心配ですが、こうとさんが人に相談できるタイプというのがわかって少し安心もしています。
僕は、人にまったく相談事をしないで、全部自力で解決しようとするタイプの人でした。
おそらく、こうとさんは前任の職員とすごく仲良かったり、信頼をしていたのでしょう。
職員と仲良くなる、というのは学校で友達と仲良くなるというふうに簡単には行かないかもしれません。
なので、気長に、色々な職員さんと色々な話をして、この人なら信頼できるな、という人を見つけてみるのはどうでしょうか。
また、この方面の話はこの人がいいな、というふうにジャンルごとに相談する相手を変えてみるのもいいかもしれません。
「思い切り孤独を体験してみる」
りん/自立援助ホーム経験、大学1年生
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へいぼんな日々に飽きが来ることは私もよくあります。
私自身も人と関わることがおっくうになってしまって、人と話すときに適当にふるまってしまい相手に対して申し訳ないことをしてしまうときがよくあります。
そんなときは、いっそのこと人と関わらない期間を無理にでも作って、なるべく自分だけで生活してみてはどうでしょうか。
そういうときに私は、自分の行いに孤独を感じ、人がいなければ生きることがままならないことに気づきます。
そうやって自分と向き合って考えてみるといい気がします。
自分と向き合う時間がないといずれ疲れ果てて、しんどい気持ちになった結果、日々に対して飽きやつまらなさを感じてしまい心が冷えてしまいます。
少しずつからでいいのでそういう時間を作るといいかもです!
「大丈夫です」
なつき/里親家庭経験、大学2年生
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別にいいと思います。
無気力にならない人間なんていないと思うし、いたらそれはそれで怖いです。
人間関係をめんどくさいと思うことも悪いことではないと思います。
自分はある程度自分一人の時間がないと疲れてしまうタイプなのだと自分の体や精神が教えてくれているのだと思います。
また、生活の中でのいい刺激が少ないのかもしれないとも思います。
普段は何をモチベーションに生活していて、何にわくわくするのでしょうか。
そのモチベーションに触れたり、意識したりするだけで少しだけ気力が湧くと思います。
また、理想とする人を想像してみたり、その人の載っている動画やSNSをのぞいてみたり、マネをしてみたりすると自分をみがく意欲みたいなものがわいてくる場合があるので、試してみるといいかもしれません。
(あくまで個人の場合です)
「小さな一歩を」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
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私も高校生の頃はなにも手につかなくて大変だった覚えがあります。
実は人は何か行動するまでのハードルが高いだけで、やり始めたら割とスムーズに行動できるそうです。
だから、その行動するハードルを下げるだけで無気力というのは意外と簡単に解消できるかもしれません。
無気力から脱することができたなら、今度は職員さんと交流を深めたり、なにか興味のあるコミュニティに参加し、新しい人脈を広げてみてください。
そういった新しい良い刺激を得ることで、マンネリ化が解消し、自身の成長につながると思います。
「ダメでいいんです。ダメがいいんです」
ハルト/児童養護施設経験、社会人
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環境によって自分が変わることは自然なことだと思います。
そもそも勉強をするために学校があるので、学校にいる時間だけでも勉強できるだけで十分だと思います。
家は無気力でいいんです。
無気力である自分すらも認めてあげてください。
こうとさんはきっと責任感が強くて真面目で自分に厳しい方に感じます。
「ダメでいいんです。ダメがいいんです」
僕の師匠の言葉です。
言葉の意味はわからなくていいです。
ただもう少し自分の持っているものできることに目を向けてみてください。
「一人の時間も大切に」
ユヅキ/里親家庭経験、社会人
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もしできるのであれば勉強などは学校で友達とやって帰るのもいいと思います。
また無理に人と関わらなくても、発想を変えてみて今は「自分ひとりの時間」を充実させるときととらえてもいいのかもしれません。
意外と一人の時間も大事ですよ~
おとなからのメッセージ
「今は、ゆっくりがいいのかも」
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今は相談できる人がいなくて、あまり悩みが相談できないんですね。
学校の同級生ですと日常会話は出来るけど、心の内をうちあけることは難しいですね。
表面的な会話はおっくうになって、話したくなくなったりら、そんなときは1日ゆっくり寝て、ボーッと過ごす充電の時間も必要ですね。
今はゆっくりがいいのかもしれません。
ゆっくりしていたら何か良い案が浮かんできます。
それまで待ってみるのも大切なことかも知れません。