1人で生きて行けるのか
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将来は、1人で生きていけるのか不安。
里親さんには頼れるけれど、自分のことは自分でやりたいと思っている。
けんた 高校2年生
音声で聴く
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先輩たちからのメッセージ
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「頼ることと、自分でやること」
なな/里親家庭経験、大学2年生
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頼れることは頼って、頼れないと思うことは自分で解決しても良いと思う。
ただその中で自分が負担にならない程度に気を付けた方が良いと思う。
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「不安の原因みきわめ、対策とろう」
なつき/里親家庭経験、大学2年生
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まずは何に対して不安を抱えているのか明確にして、それを解決するには今から何をするべきなのかを逆算するといいと思います。
経済的な面が気になるのであれば給付奨学金を調べて応募してみたり、アルバイトについて見つめなおしたり、節約術を調べたり、クーポンの情報について意識をしてみたり。できること、ことあると思います。
ただ、一生に1度の青春時代ですし、心身の健康を損なわないよう焦りすぎないようにすることは大事だと思います。
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「1人でやる心意気、素晴らしい」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
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自分のことは自分でやる心意気、大変素晴らしいと思います。
しかし、すべて1人で背負い込むのは心配です。
頼れるなら頼った方がいいと思います。
里親さんに頼れないなら友達、友達に頼れないなら学校の先生など、どんどん頼れる人の範囲を広げてみてください。
一人暮らし、応援しています!
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「自分の不安と付き合っていく」
しょうり/里親家庭・ファミリーホーム経験、大学4年生
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私も将来、1人で生きていけるのか不安があります。
「この不安は消えることはなくて、一生付き合うことになるんだろうな」と思いながら生活をしています。
確かに自分のことは自分でやるに越したことはありませんが、周りを頼る(利用する)のも上手な生き方だと考えています。
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「里親さんの力を借りてあせらずに」
ありさ/児童養護施設経験、大学3年生
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自分でやっていこうという気持ちがあるのは素晴らしいことですが、初めからなんでも自分1人でできる人はいないので、里親さんの力も借りながら少しずつ自立を目指していくといいと思います。
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「就職してからも、私は頼っています」
ななこ/里親家庭経験、社会人
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「里親家庭の委託制度は20歳まで」とか、「大学卒業まで」とか期間を延ばすことも可能です。
自分の自信がつくまで、里親さんがいいと言ってくれたら一緒にずっと過ごせるかもしれません。
里親さんに頼れそうなら頼っちゃいましょう!
私は大学生活4年間だけ1人暮らしして、社会人1年目の今、里親家庭に戻りいそうろうしています。
家賃・光熱費・携帯使用料として毎月固定額を里親さんに渡し、自分のことは自分で管理しています。
頼れる人は自分の財産です。
里親さん次第ですが、いい意味で自分のいいように利用させてもらいましょう。
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おとなからのメッセージ
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「遠慮しないで」
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新しい暮らしを始めるときには、誰もが不安になることがあります。
自立にあたって、1人で暮らす生活のいろいろなイメージを里親さんと一緒にしてみてはいかがでしょうか。
あなたは、里親さんから頼られているのではありませんか。
それは、里親さんとあなたに信頼関係があるということのように思えました。
里親家庭から離れての生活が不安になったら、里親さんに遠慮無く連絡し、相談するなどして、不安な気持ちを伝えましょう。
里親さんは、自立しても、あなたのことが気がかりで離れていてもあなたを応援し、しっかりと見守ってくれています。
遠慮はいらないと思います。
自分のことは自分でやりたいというあなたの気持ちは、素晴らしいことですが、生活の様々な面でアドバイスや支援を受けることは、長い人生を乗り切るための手助けとなることでしょう。