お母さんの居場所がわからない

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お父さんの居場所はわかるけど、お母さんの居場所がわからないのでいつか知りたい。 ひまり 高校2年生
 
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先輩たちからのメッセージ

「気持ち伝えて、待つ」
なつき/里親経験、大学2年生
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私も自分の実親についてはほとんど情報がありません。
母のことは少しだけ情報がありますが、父については一切ありません。
私も父について知りたいとは思っていますし、児童相談所に教えてほしいと話はしています。
しかし、何年たっても新たな情報は入ってきません。
もしかしたら、児童相談所によって隠されているケースもないとは言い切れません。
きびしいことになってしまいますが、どんなことであろうと受け入れるから教えてほしいと児童相談所に話して待つしかないと思います。
自分一人でできることは、恐らくほとんどないので、しんぼう強く待つことになると思います。
私も今、その状態です。
「役所で親の居所を調べることもできる」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
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お母様の戸籍上の住所を知りたければ、地元の役所に行き、自分の戸籍謄本を取得し、そこに記載された本籍地の役所へ行けば、親の戸籍謄本を入手することができます。
親の戸籍謄本に現住所が載っているはずです。
役所によっては難しいかもしれませんが、がんばってみてください!
「役所で居所を知ることができました」
松本/児童養護施設経験、社会人
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私も幼い頃から会っていない母親が気になり、役所に行ったら住所を知ることができました。
「ショックなこともあるかもしれない」
ななこ/里親家庭経験、社会人
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親の居場所は私も知りたかったことのひとつです。
児童相談所の方が一番知っているかもしれません。
もし、「会いたくない」「知られたくない」と言われてもショックを受けずに、そういう感じなんだな、と広く受け止める心を持つのも大事です。
「自分に自信がついたら会いたい」
ゆづき/里親家庭経験、社会人
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私も母の居場所が分かりません。
社会人を経験して、自分に自信がついたころに居場所が分かり、会えたらいいなと思っています。
「探偵に頼る?」
あやか/児童養護施設経験、大学1年生
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お父さんに聞いてみたり、大人になってお金を貯めたら探偵に頼るのもいいかも。
 

おとなからのメッセージ

「こども自身のために、伝えられないときもあります」
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「お母さんがどうしているか」
「なぜ居場所がわからないのか」
気になりますよね。
お母さんの安全な生活を守るために居場所を特定することが困難な場合やほかの人の生活に影響が出てしまう場合に、個人情報保護の観点から情報を伝えられないことがあります。
居場所を知ることによってこどもが傷ついたり、安心、安全な暮らしに影響が出てしまうなどこどもの福祉を保障するうえで、今は居場所を伝えることが難しい、ということもあります。
こどもの成長とともに状況も変化するので、施設の職員や里親さん、児童相談所の担当児童福祉司に、いつか知りたいと思っているあなたの思いを伝えていってください。