はっきりした将来像がない
社会的養護を離れるときのことは気になる。
迷惑をかけたくないので実親の元に戻ろうとは思わない。
1人でやっていけるのかという不安はある。
明確な将来像はない。
こうと 高校2年生
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先輩たちからのメッセージ
「私も手探り。でも何とかやれている」
ふうね/里親家庭経験、大学1年生
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私も明確な将来像は持てていません。
しかし、意外と1人でもやっていけています。
家事も手探り状態ではありますが、普通に生活できています。
不安な時は周りの友人や先生、バイト先の人などを頼ってみるといいと思います。
頑張っている人を助けることを迷惑に思うことはありませんから。
「信頼できる大人に相談しよう」
なな/里親家庭経験、大学2年生
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その不安を信頼できる大人に相談すると良いと思う。
「実親は迷惑と思わないこともあるかも」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
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実親に頼れるなら頼った方が望ましいと思います。
もしかしたらあなたが迷惑と思っていることでも、実親からすればささいなことで迷惑とは思わないということもあるかもしれません。
もし実親に頼らないという選択をした場合、必ず行政やNPO法人、友人でもいいですが、いざとなったとき頼れる先を確保しておいてください。
頼れるところは多ければ多いほどいいです。
「一緒に住みたい気持ちあれば、それを大事に」
しょうり/里親家庭・ファミリーホーム経験、大学4年生
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「迷惑をかけたくないので...」←その気持ちはわかります。
けれどそのように思うということは、あなたの中に「一緒に住みたい」という感情があるのではないかと思います。
どうかその気持ちを伝えて話し合ってみてください。
おとなからのメッセージ
「信頼できる人との関係を大切に」
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あなたの決意は素晴らしいと思います。
しかし人生には思いがけない困難に出会うこともあります。
そのようなときは、周りの人に相談することも大切です。
暮らしていた施設や里親さんなど信頼のおける人との絆を絶やさないように努めましょう。