将来が不安

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自分は高校生です。 将来に対して不安があり、うまく人生を歩んでいけるのか悩んでいます。 あらた 高校2年生
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先輩たちからのメッセージ

「人と比べず、自分の気持ちを大切にして進もう」
かずま/児童養護施設・里親家庭経験、大学3年生
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高校生という時期は、進路や友人に加え、社会的養護の環境下だからこその悩み、不安などが沢山あると思います。
もしない人がいるならば、ないでもいいと思います。
誰しもこの時期は、何が正解で、何を選択していけばいいかなどは分からないと思います。
その中でも、着々と大人に近づいていき、進路や夢など将来のことを考え、自分で何かを選択せざるを得ないのを知っていながら、どこかで周りに流されてしまいがちな気もします。
なぜならば、今20 歳になった自分でもそうだからです。
でも何が正解とか、間違いとかはないと思います。
未来のことは誰にも分からないからです。
ただ、間違いないのは、そのときそのときの自分が「今」どう思っているかだと思います。
このときの「今」をどれだけ大切に思い、自分の中で何度も問い、深めていくことで自ずと何をしたいか、やりたいかのピースが集まっていくと思っています。
そのピースの数は人によって形も大きさも色も違うと思います。
ざっくりと「好きなことをしたい!」とか、「楽しい人生送りたい!」とかなんでもいいと思います。
人と比較しないで、自分はどうなのか、どう思うかが大切だと思います。
そして、「今」の自分に正直になり、その思いを行動に変えていけたら、良いのではないかと思っています。
「すだちず」は、自分の将来を考えるきっかけとなれば良いと思っています。
ぜひ、中高生の皆さんが自分の選択に自信をもって、その道を歩んで欲しいと思いました。
20 歳の自分も同じ思いで生きていこうと思います。
 
「分からないことは、怖い」
児童養護施設・里親家庭経験
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ばくぜんと不安を感じたり、将来のことを考えられなかったり、あるとおもいます。
それは自分で知識を身につければ解決するかもしれません。
分からないから怖いのだと思います。
それを知る勇気と努力があれば色んな道が見えてくると思います。
 

おとなからのメッセージ

「いろいろな人とのかかわりでイメージ広がる」
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大人になっていく自分がどんな暮らしが出来るか、うまく人生を歩んでいけるのか悩まれているのですね。
高校生になった当初は、だれでも高校生活のすべてが新しく、クラスメートや学習面などいろいろなことがあったことでしょう。
また、そうした環境になじみ、心身共に日々成長期にある高校2年生の今、就職や進学を前にして同じような友達が周りで将来のことについて話し合っているときなど、さまざまな情報を得たり、将来の生活に夢をはせることも多いと思います。
将来に対して不安があるのは、決してあなた1人ではありません。
そんなとき、一緒に暮らしている里親さんに将来について相談してみてはいかがでしょう。
里親さんは、どこにいても、あなたの将来についていつも気にかけていらっしゃると思います。
里親さんは、あなたからの話しかけや相談を待っている良い相談相手だと思います。
また、友人や、学校の先生に遠慮無く相談してみてください。
あなたの周辺のいろいろな人たちと互いに話をすることは、これからの人生で誰かに相談する手立てにもなるのではないでしょうか。
人との出会いや会話でからこれからの将来にいろいろな思いをはせてみてはどうでしょう。
きっと何かが見つかると思います。
 
これからの人生は、人への関わりからいろいろな方向性が見つかります。
多くの出会いを大切にした体験から夢や希望にチャレンジしてはいかがでしょう。