🌟新着🌟巣立った後、また戻れる制度のこと

 
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施設や里親家庭を巣立って、措置が解除されてから、また戻れる制度があると聞いたのですが、どんなときに使えるのですか。 えりな 高校3年生
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大人からのメッセージ

「あなたがの気持ちが大きな判断材料に」
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令和6年4月に改正児童福祉法が施行されたことにより一度社会に出た人が自分の意志で施設に戻りたいと訴えることができるようになりました。
ご自身が「施設に戻りたい」と考えた時の選択肢の一つということになります。相談は児童相談所が受け付けていますが、福祉司の異動等で知っている人がおらず訪問しにくい場合は、施設に相談し児童相談所に同行してもらうというのはどうでしょう?  
  この制度は残念ながら、「戻りたいから戻れる制度」ではなく児童相談所の判断のもとに行われます。
出身施設や里親家庭の定員等の状況・条件によっては戻れないこともあります。
だからこそあなた自身の「施設(あるいは里親家庭)で生活を立て直したい」という気持ちがどれだけ強いかが判断の大きな要因になります。
施設のルールに従っての生活は、自分でいろいろと決めてきた生活に比べて我慢が強いられます。
それでも今の生活から抜け出したいという気持ちが問われるのです。
お金の管理やスマホの使用、門限など、社会人として必要なルールや、いつまでいられるのか等について話し合っていく事になります。