🌟新着🌟たくさんアルバイトをしてきた。つらかった

 
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進学のために、部活をしないでアルバイトをしていた。学校がアルバイト禁止だったけれど、申請をして、たくさん働いた。同級生と自分だけが違ってしまって、つらかった。 れん 高校3年生
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先輩たちからのメッセージ

未来の自分からのメッセージは「頑張ってくれて、ありがとう」
レモン / 乳児院・児童養護施設・里親家庭経験、短期大学2年生
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その気持ちすごくわかります。
私も似たような経験をしました。
そして、夢に向かって頑張って資格をとり内定をもらった今思うことは、「昔の自分、頑張ってくれてありがとう」です。
あなたの努力が絶対に将来の糧(かて)になると信じてます。
アルバイトで得た「社会で生きる力」
きよみ / 里親家庭経験、大学4年生
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高校生からアルバイトをするのは素晴らしいことです。
私は、中学から高校まで毎日運動部で励んでいましたが、部活引退後に始めたアルバイトの方が部活よりもきつかったです。
けれど、その分アルバイトでは接客の仕方、仕事を効率よくこなす方法、10歳以上離れた先輩方との関わり方など、社会で必要な力を身につけることができました。
周りの子と違うのが辛いのはすごくよくわかります。
けれど、あなたは周りよりも一歩リードしています。自信を持って頑張ってください!
「その経験がこれから活かせる」
かつみ / 児童養護施設、里親家庭経験、大学4年生
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それはとても辛い経験だったと思います。
私も奨学金のことで友達と違っていることにうんざりした経験があります。
しかし、高校生のうちからアルバイトをしていたという経験は必ずあなたのためになると思います!
進学後もアルバイトをすることになると思うので、今の経験を糧にしてこれからも頑張ってください!
「頑張り」は、報われる
ゆきあ / 児童養護施設経験、大学2年生
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まず、進学という夢に向かってアルバイトに励んだ自分を沢山褒めてあげてください。
部活をせずにアルバイトをしていた、という文章を読んで本来ならしてみたい部活があったのかな?と思いました。
何かのために何かを我慢することは辛い気持ちになったり周りはこうなのに自分だけ、と屈辱的に感じてしまうこともあったと思います。
それでもその気持ちに負けずに一生懸命頑張ったことは自分の武器になるし、綺麗事のように聞こえてしまうかもしれませんがきっと報われると思います。
「過去は変えられないけれど」
リカ / 里親家庭経験、大学2年生
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よく頑張っています。自身を褒めてあげてください。
私からはご自身のつらさが和らぐような考え方を紹介したいと思います。
それは、感情など内面の部分と経験など外面の客観的な部分を分けて考えることです。 まずは内面の部分から見てみましょう。
あなた自身、みんなが部活動で学校の仲間と友情を育んでいる中、する必要がなかったかもしれないアルバイトをする日々の中で、さみしさやうらやましさを何度も感じたと思います。
つらく思って当然です、まず前提としてそのように思うことを悪いことと思わないでほしいですし、ご自身の感情を受け入れてあげてほしいです。 続いてこれを客観的に見たらどうでしょうか。
あなたは自身の置かれた状況を分析し、自身の進路を選び取り、そのために投げ出すことなく着実に人一倍努力をしました。
これはとてつもなく素晴らしいことですし、普通の人ができることではありません。
つらく感じていた現実も、客観的に見ると、とんでもなく偉大な努力なのです。そこで身についた能力もたくさんあります。
私たちは物事を認識する際、どうしても感情や色眼鏡をかけて判断してしまいます。
日々を辛いと感じるのも、自分の努力の日々と思うのも当然間違いではありませんが、感情や色眼鏡をかけたままだと事実を必要以上にネガティブあるいはポジティブにとらえてしまう瞬間も生まれ得ます。
そこで、色眼鏡と客観を分けて、どちらも受け入れる(こういうときもあると思う)ことで、多少心が軽くなるかもしれません。 過去を変えることは残念ながらできませんが、納得することはできます。
まだ納得できなくっていいですし、一生納得できなくてもいいんです。
しかし納得したいなと思ったり、ポジティブにとらえたほうが楽だと思ったとき、私が紹介した方法でなくとも、いつか納得できるような振り返り方に出会えているとよいと思います。
「その痛み、あなたを強くする」
すずか / 児童養護施設経験、社会人3年目
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高校生時代に周りと違うことの辛さは計り知れないと思います。
本当に、本当にここまで1人でよく頑張りましたね。
でも、夢や目標を追っている時の痛みは、傷にはなりません。
いつかきっと、自分を強くするための鎧に変わります。
だから大丈夫、自信を持って、このまま歩み続けてくださいね。応援しています。
「過去の自分に感謝できる日がきっと来る」
るか / 里親家庭経験、社会人2年目
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私も高校生のとき入りたい部活には入らずアルバイトをして貯金をしました。
周りが青春を過ごしている中、自分はなぜこんなに周りとは違う人生を歩まなければならないのだろうと辛く思うこともありました。
今は社会人となり自立して生活をしていますが当時を振り返ると周りと違うことはこのほかにもたくさんありました。
しかし、今はとても幸せです。
そう思えるのは当時の自分が頑張ってきたからだと思うし、周りも応援してくれていたからだと思います。
辛いと思う気持ちを否定せずに相談できる人や頼れる人に頼りつつ、将来の幸せの投資だと思うと少しは楽になれるのかなと思います。
「自分を誇りに思ってほしい」
かいと / 母子生活支援施設経験、専門学校2年生
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何の心配もありません。学生生活は人それぞれです。
私も高校時代はバイトをしており、部活にはほとんど顔を出していませんでした。
先輩もほとんど知らないし後輩も関わりが無いし、同級生とも部活絡みで話すことはまずありませんでした。
その分働くことを選び、そのおかげで進学時に必要な高性能パソコンや一人暮らし用の家電一式を買うことができました。
高校生活はわずか3年間しかありません。
3年間で手に入るものは限界があります。
もちろん青春時代に部活で汗を流したというのも貴重な体験でしょう。
しかし、おそらくあなたは高校を出たその先を見据えてアルバイトをしていたのでしょう。
ならば、それも大切なことです。
あなたが選択した道は決して間違ってはいないのです。
明るい未来のために行動をしていた自分を、どうか誇ってください。
「遠回りでも大丈夫。あなたのペースで進めばいい」
ゆき / 児童養護施設経験、専門学校1年生
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私も同じ経験をしました。
高校はバイト禁止でしたが施設にいることを説明して許可がおりました。
高校1年生の夏から卒業するまでバイト働き、進学で必要な学費を貯めるためバイト代には手をつけず貯めていました。
児童養護施設ごとに門限や月にもらえるお小遣いの額も違うとは思いますが、私のお世話になった施設の場合で話を進めます。 私も高校生活では苦い思い出があります。
まず一つ目にあんまり友達と遊ぶ時間を確保することができない点です。高校では陸上部に所属していて平日と土曜日に練習があって、部活が終わってからバイトに行くのが私のルーティンでした。
平日は高校で授業を受けてその後部活。終わったらバイトをしてその後施設で寝る、そんな繰り返しでした。
友達と遊ぼうにもお金があまりなく、遊ぶ場合には施設に一度連絡しなくてはならないし、当時の私は携帯を持っていなかったため友達と自然に遊ぶ約束をするのが難しかったということもありました。
確かに施設で生活してるから周りとは違ってしまうのはあると思います。
明日学校に行きたくないと思うこともあるかもしれません。
私もありました。
そんなとき、施設には仲の良い友達や、職員たちと笑ったり話したりなど楽しみがあったので、それが私の支えになりました。
それ以外にもいろんな支えがあり、今私は学校で勉強できているんだと思います。 私みたいに生きるのが正しいなんて思いません。
ほんとに辛かったら逃げるのも大切だと思います。
そこで逃げても進学できないことはありません。
卒業して最初に就職して資金が貯まってから進学する手もあります。
遠回りすることも時には大切です。
「きっと楽しい未来が待ってる」
匿名 / ファミリーホーム経験、看護大学3年
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私も高校生の頃は、貯金のために沢山バイトをして友達と遊んだり部活動にしっかり参加することができず、すごく苦しかったです。
ですが、大学に進学してからは、奨学金などのおかげでアルバイトをする時間を調節して遊ぶ時間がたくさんあります! 
大学では色々な友達ができたので、毎日楽しく生活してます!
今まで進学のために頑張ってバイトした分、進学してから楽しい毎日がきっと待ってます!
頑張ってきた自分を褒めてあげてほしいです!
「本気で頑張った経験は特別」
あきら / 児童養護施設経験、大学1年生
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自分もその経験をしたから気持ちが分かります。
なんで自分だけがと思わずに頑張ってる人を見て自分も頑張ろうと思って3年間バイトをしていました。
部活だろうがバイトだろうが本気でやったら絶対に大きな利益を得られます!
諦めずにポジティブに頑張って下さい。
「投げ出さなかったこと、すごい」
匿名 / 児童養護施設経験、大学2年生
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きっと、遊びたかったのに遊べなかった時があったり、何故自分だけという気持ちもあったと思います。
他の人と自分が違う環境でも、投げ出さず、自分の努力で進学に向けて働いていて本当に凄いです。
将来のためにひたむきに努力したその経験が強みになる時が絶対に来ると思います。
 

大人からのメッセージ

「つらかった経験を共有できますように」
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同級生の高校生活と自分の高校生活が違ってしまうのは辛いですよね。
話が合わなかったり、予習、復習もなかなかできなくて勉強の時間をとるにも工夫が必要だったり、部活動もできなかったり、学校行事にも参加が難しかった時もあったかもしれません。  
   アルバイト先でもいろいろ困難なこともあったと思います。  
  そのような中よく働き続けてきましたね。
きっとそのあなたの働き、生活にコツコツと取り組む姿勢をよくやっていると認めてくれる学校の先生や施設の先生やアルバイト先の大人などがいたと思います。そして、今後、あなたが高校時代に努力したことを話せる人との出会いがあると思います。  
  ただ、それほどにアルバイトをしなければ進学できなかった状況にあったのは、あなたの責任ではなくて社会の責任です。
2020年から授業料等減免・給付型奨学金の新制度により授業料無償化と給付型奨学金が受けられるようになりました。
また、民間の返済義務のない給付型の奨学金もありますので、施設の職員や児童相談所の職員に相談してみてください。