巣立ちのイメージがわかない

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高校卒業後や施設を離れた後の生活に対するイメージがわかない。 みな 高校2年生
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先輩たちからのメッセージ

「自炊しなきゃという重荷」
まい/児童養護施設経験、大学1年生
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実感は私もなかったけど、一人暮らしを始めてからじわじわと感じ始めた🔰
私は一人暮らしをして6ヶ月経った頃にようやく寂しいという感情がなくなったなと感じている。
自炊しなきゃという重荷を背負わなくていい。
余裕があるときにやればいい。
最低でも米だけ炊ければ大丈夫だと思う🍙
「職員さんに先輩を紹介してもうおう」
なつき/里親家庭経験、大学2年生
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もし、施設を離れた先輩がいるのなら、職員さんに相談してコンタクトを取って教えてもらうといいのかなと思います。
自分が何に興味があって、何をしたいのか、どんな生活を理想とするのかを具体的にイメージして、そのためには何が必要なのかと逆算して計画を立てていくといいのではないかなと思います。
「先輩の話が聞けるイベントへ」
しょーむ/児童養護施設経験、大学3年生
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ぼくも同じでした。
実際に社会的養護出身の大学生や社会人に話を聞くことで少しイメージがつかめると思います。
よければ、ぼくたちのイベントに参加して、お話を聞いていただければと思います。
「今のうちに、料理、選択、掃除を事を身につけよう」
ゆうた/児童養護施設経験、大学4年生
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施設を離れ、進学か就職するかはわかりませんが、とりあえず、一人暮らしをすることは確実だと思います。
今のうちに料理、洗濯、掃除などの家事をできるようにしておくことをおすすめします👍🏻
「経験談を聞く機会があるといい」
しょうり/里親家庭・ファミリーホーム経験、大学4年生
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それは仕方のないことだと思います。
施設を卒園した先輩たちの話を聞く機会があるといいですね。
 

おとなからのメッセージ

「私たちもたくさん失敗してきました」
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みなさんの周りいる「大人たち」もはじめから新生活をイメージできたわけではなく、きっと最初は右も左もわからずたくさんの失敗をしてきたことでしょう。
そんな毎日を繰り返して、なんとなくそれぞれ自分のペース、やりかたができ、いつの間にか自分がしっくりくる生活を送れるようになるのだと思います。
ぜひ身近な「大人たち」に聞いてみてくださいね。
最初は自炊ができなくても大丈夫。
今はスーパーに行けば便利な食材やおいしいおそうざいがたくさん売っています。
ただ、料理を身に着けておくと何かと便利ですので少しずつ練習してみましょう!
アフターケア事業所では「お金」の相談がとても多いです。
家賃や生活費、収入と支出のバランス、奨学金やその他の支援金等…。
退所する前から一人暮らしの先輩がどうしているのか積極的に聞いてみてください。
実際に生活をしていく中で、不安や困りごとがあったら近くのアフターケア事業所に連絡してください。
スタッフがお待ちしています。
 
 
■リンク
Iris(社会的養護経験者向け情報ウェブサイト) 全国の相談先をさがしたり、制度をさがすしたりできます。
また、当事者の声もあります。

アフターケア事業全国ネットワーク(えんじゅ) えんじゅに加盟している各地域のアフターケア事業所を紹介しています。