自分の貯金を知りたい

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自分のお金がいくら貯まっているのか知りたい。 貯金額を知ることは今後の行動の指針を決めるのに役立つと思う。 かずま 中学3年生
 
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先輩たちからのメッセージ

「めちゃくちゃくわかります!」
はると/児童養護施設、大学1年生
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その気持ちめちゃくちゃわかります!
僕も高校生の頃、自分の口座にいくらお金があるのかは気になっていました。
早めに知ることは今後の計画を立てる上でもとても大切だと思うので、職員さんに思いをしっかり伝えて、教えてもらうようお願いしてみてもいいかもしれません!
「自分で管理する口座をつくる」
いった/児童養護施設経験、大学1年生
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ご自分の銀行の通帳を見させてもらえない状況にあるということでしょうか。
確かに自分の貯金額を知ることは今後の行動の指針になります。
もし見させてもらえない状況にあるのならば、かずまさんが高校生になったとき、アルバイトを始めることができるので、そのときに自分で通帳を作ってしまいましょう。
そして、アルバイトで稼いだお金はそこでご自分で管理されればいいと思います。
今すでに別の口座にいくら貯まっているかは、かずまさんのご両親が今までにどれぐらいためてきたかによりますが、かずまさん本人へ国から支給されるお金も入っていると思うので、どういったお金が振り込まれているのか、インターネットで調べて計算してみる、というのがいいと思います。
「自分の貯金を知ることで、欲しいものを見極められる」
かずま/児童養護施設経験、芸術・デザイン系大学3年
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貯金額を知ることは、大事だと思います。
今あなたがいる環境のルールなどにもよりますが、その貯金を今後どのように使うか、考えることは将来的に自立する際に役立つと思います。
私は、施設で毎月精算日があり、どのくらい貯金があるかを知ることができていました。
そのため、何を買うことができるか、これは今必要ではないと判断することにも生きていたので、もし可能なら聞いてみると良いと思います!
「知ることは、やる気や行動につながる」
ゆうご/里親家庭経験、大学4年生
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私も年齢に応じて貯金額くらいは知ることができてもいい気がします。
大学へ行くための学費や、娯楽に使うお金のために、目標の貯金額を決めることができるので、本人のやる気や行動にもつながり、とてもいいことだと思います。
「相談してみましょう」
ゆうこ/児童養護施設経験、社会人
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貯金額を知った上で進路を考えたりする必要があるので、今、貯金を管理してくれている大人に確認してみましょう。
「安心にもつながる」
てぃあら/児童養護施設経験、専門学校1年生
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施設の職員、または里親さんにその旨を伝えてみてください。
現状を把握して後どのくらいのお金が必要か、どのように使うか計画を立てることで、将来のイメージもつきやすいし安心できると思います
「進路を考えるために教えてもらいました」
あやか/児童養護施設経験、大学1年生
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施設の先生に聞いたら答えてもらえると思います。
私は大学受験を意識した時に教えてもらいました。
「相談すればきっと見せてもらえる」
ありさ/児童養護施設経験、大学3年生
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自分の貯金額については知る権利があると思うので、施設の先生に話してみてはどうでしょうか?
通帳を施設の先生が管理しているのであればきっと見せてもらえると思います。
 

おとなからのメッセージ

「養育者の思い」
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働いて貯めたお金や施設に入ってから貯めてきた金額がいくらになっているのかを知りたいと思うのは、ごく自然なことだと思います。
私も養育者の立場として、貯金額がいくらかをこどもたちから聞かれれば、すぐに教えてあげたいと思います。
ですが、あなたに未成年後見人がついている場合は、親が遺した遺産は後見人が管理していて、職員はその金額を知ることができません。
後見人は、あなたにだけ遺産の額を教えてくれます。
未成年後見人がついておらず、養育者の方から教えてもらえない場合は、まずはあなたと養育者の方が「任せてみよう」「任せて」と思えるような関係に互いになることが大切だと思います。
養育者は、あなたと一緒に考え、悩んで、共にやってきたという思いがあります。
そういった養育者の気持ちを少しだけ考える時間を作ってみるといいと思います。
お金を使う時には、何に使うか、社会に出ていく時までにいくら溜めていけばいいのかを相談するのもいいと思います。
 
相談中に、自分の行動をこども自身が決断するためには貯金額を知る必要があると養育者が判断すれば、すぐにでも貯金額を教えてくれると思います。
養育者はいつだってあなたの味方です。
*未成年後見人=親の死亡などにより親権者がいなくなったこどもの財産の管理や契約の代行などをする人。